大手銀行の決算発表、ダウ工業株30種平均ETFの銘柄集中度を試す展開に
米大手銀行の四半期決算発表を控え、SPDRダウ工業株30種平均ETFトラスト(DIA)に注目が集まっています。同ファンドはポートフォリオの26.31%を金融セクター株に配分しており、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)とJPモルガン・チェース(JPM)の2社でインデックスETF全体の14.07%を占めています。
ダウ工業株30種平均は株価平均型の算出方法を採用しているため、時価総額ではなく1株当たりの株価(額面価格)によってポートフォリオの比率が決まります。その結果、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)が10.23%で同ファンド最大の組入銘柄となっており、JPモルガン・チェース(JPM)は3.84%を占めています。ゴールドマン・サックス株が5%変動するとETFのリターンに0.51%ポイントの影響を与えるのに対し、JPモルガン・チェースの同様の変動による影響は0.19%ポイントにとどまります。
KBW銀行株指数が8月の高値から13%下落するなか、投資家は今後の四半期決算がセクターの安定化につながるかを見極めようとしています。JPモルガン・チェースの予想は、売上高が512.3億ドル、1株当たり利益が17%増の5.93ドルとなっています。ゴールドマン・サックスについては、グローバル・バンキング&マーケット部門の売上高が118.6億ドルに達すると予想されていますが、経営陣は取引活動の減速とともに5億ドルを超える費用増加の可能性を事前に示唆しています。
ポイント
- ゴールドマン・サックス・グループとJPモルガン・チェースは、SPDRダウ工業株30種平均ETFトラストのポートフォリオの14.07%を占めています。
- ダウの株価平均型算出構造により、ゴールドマン・サックスは10.23%の比率で同ETF最大の組入銘柄となっています。
- ゴールドマン・サックス株の5%の変動は、ETFのリターンに約0.51%ポイント影響します。
- JPモルガン・チェースの決算は、売上高512.3億ドル、1株当たり利益が17%増の5.93ドルと予想されています。
- KBW銀行株指数が8月の高値から13%下落しており、今後の大手銀行の決算発表に一層の注目が集まっています。
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記事の作り方免責事項よくある質問
なぜゴールドマン・サックスはダウETFでこれほど大きな比率を占めているのですか?
ダウ工業株30種平均は株価平均型の構造を採用しているため、全体の市場価値に関わらず、単一の株価が高い企業ほどインデックス内で大きな影響力を持つことになります。
ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースはDIA内でどのくらいの割合を占めていますか?
ゴールドマン・サックスはSPDRダウ工業株30種平均ETFトラストの10.23%を占め、JPモルガン・チェースは3.84%を占めており、合計でファンド全体の14.07%となります。
JPモルガン・チェースの業績予想はどのようなものですか?
JPモルガン・チェースの利益は17%増の1株当たり5.93ドルに増加すると見込まれており、総売上高は512.3億ドルと予想されています。
