ステート・ストリートの株価が下落、第3四半期は予想を上回る増益も売上高が市場予想に届かず
金融サービス大手のステート・ストリート・コーポレーション(NYSE:STT)が発表した2026年第3四半期決算はまちまちの結果となり、同社の株価は急落しました。調整後1株当たり利益(EPS)は3.69ドルに達し、アナリスト予想の3.67ドルを上回りました。しかし、売上高は前年同期比13%増の40億ドルとなり、ウォール街が予想していた40億3,000万ドルには届きませんでした。
売上高の増加は、手数料収入の11%増加と、純利息収入が21%急増して8億6,400万ドルとなったことに牽引されました。カストディ・管理資産(AUC/A)は市場価格の上昇と顧客資金の流入に支えられて15%増の59兆2,000億ドルに急増し、運用資産(AUM)は16%増の6兆3,000億ドルに増加しました。税引前利益率は前年同期の31.1%から34.6%に拡大しました。こうした堅調な業績にもかかわらず、売上高の未達と、Common Equity Tier 1(CET1)自己資本比率が30ベース・ポイント低下して11%になったことが投資家心理の重荷となりました。
今後の見通しとして、投資家はステート・ストリートが成長戦略のもとで利益率の拡大を維持し、新規案件を獲得し続けられるかに注目します。同社は最近、米国の主要な登録投資顧問会社(RIA)との間で初となるウェルス・サービス契約を締結しました。また、当四半期中に配当と自社株買いを通じて6億5,100万ドルを還元したことから、株主は今後の資本還元についても注視していくことになります。
ポイント
- ステート・ストリートの2026年第3四半期の調整後1株当たり利益は3.69ドルとなり、市場予想の3.67ドルを上回りました。
- 売上高は前年同期比13%増の40億ドルとなりましたが、ウォール街の予想である40億3,000万ドルをわずかに下回りました。
- インベストメント・サービシングのカストディ・管理資産は15%増の59兆2,000億ドルに増加しました。
- 純利息収入は21%増の8億6,400万ドルに達し、純金利マージンは16ベース・ポイント拡大しました。
- 同社は第3四半期に、4億ドルの自社株買いと2億5,100万ドルの配当を通じて、計6億5,100万ドルを株主に還元しました。
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記事の作り方免責事項よくある質問
第3四半期決算発表後にステート・ストリートの株価が下落した理由は何ですか?
調整後1株当たり利益は予想を上回ったものの、第3四半期の売上高(40億ドル)がウォール街の予想(40億3,000万ドル)をわずかに下回ったため、ステート・ストリートの株価は下落しました。
2026年第3四半期におけるステート・ストリートのカストディ資産および運用資産はいくらでしたか?
カストディ・管理資産は前年同期比15%増の59兆2,000億ドルとなり、運用資産は16%増の6兆3,000億ドルに増加しました。
ステート・ストリートは第3四半期に株主へいくら還元しましたか?
ステート・ストリートは当四半期中に、4億ドルの自社株買いと2億5,100万ドルの配当支払いで構成される計6億5,100万ドルを株主に還元しました。
