ABB、第3四半期の受注額が過去最高の40%増を記録 三菱電機との4億9500万ドルの合弁事業を発表
ABB Ltd (BX:ABJ) は、データセンターおよび配電・電化市場における大幅な需要の伸びに牽引され、2026年第3四半期として過去最高の受注額を発表しました。受注額は前年同期比40%増の120億6000万ドルに達し、売上高は14%増の97億0000万ドルに増加しました。営業EBITAは24%増の20億3000万ドルとなり、営業利益率は20.8%に上昇しました。しかし、同社に帰属する四半期純利益は、買収予定であるRotork社の為替ヘッジに関する非現金評価損の影響を受け、2%減の11億8000万ドルとなり、1株あたり利益(EPS)は0.65ドルにとどまりました。
業績発表と併せて、ABBは三菱電機の低圧配電盤・配電機器事業と設立する合弁会社の株式51%を取得し、支配権を握る合意に達したことを発表しました。この取引は、マジョリティ株式および関連する海外販売事業を含めて約4億9500万ドル(790億円)と評価されており、ABBは日本の低圧配電市場におけるリーダーとしての地位を確立し、アジア太平洋地域での展開を強化します。当四半期のフリー・キャッシュ・フローは15億8000万ドルと堅調を維持しました。
2026年第4四半期の見通しについて、ABBは既存事業売上高成長率が第3四半期と同水準を維持する一方、営業EBITA利益率は前四半期比でわずかに低下すると予測しています。2026年通期については、既存事業売上高成長率を10%台前半と予想しており、発表ベースの営業EBITA利益率は前年比で少なくとも270ベースポイント改善すると見込んでいます。
ポイント
- 第3四半期の受注額は前年同期比40%増の120億6000万ドルと過去最高を記録し、データセンター部門の3桁成長が牽引しました。
- 売上高は14%増の97億0000万ドル、営業EBITAは24%増の20億3000万ドルで、利益率は20.8%となりました。
- 純利益は2%減の11億8000万ドル、EPSは0.65ドルに減少しました。これはRotork買収に伴う為替ヘッジの評価コストが影響しました。
- ABBは、三菱電機の低圧配電事業との合弁会社の株式51%を4億9500万ドルで取得することに合意しました。
- 2026年通期について、ABBは10%台前半の既存事業売上高成長と、営業EBITA利益率の少なくとも270bpの拡大を予想しています。
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記事の作り方免責事項よくある質問
ABBの2026年第3四半期の業績はどうでしたか?
ABB Ltdは受注額が前年同期比40%増の120億6000万ドル、売上高が14%増の97億0000万ドルだったと発表しました。営業EBITAは24%増の20億3000万ドルとなったものの、純利益は2%減の11億8000万ドル(1株あたり利益0.65ドル)に減少しました。
なぜ2026年第3四半期にABBの1株あたり利益が減少したのですか?
基本1株あたり利益が2%減の0.65ドルとなった主な理由は、純財務費用の増加です。これは、ABBが計画しているRotork買収に関連する案件条件付き為替ヘッジの非現金評価損によるものです。
ABBと三菱電機の新しい提携内容はどのようなものですか?
ABBは、三菱電機の低圧配電事業との新しい合弁会社の過半数(51%)の株式を約4億9500万ドル(790億円)で取得し、日本の低圧分野における市場リーダーの地位を確立します。
