ABB、三菱電機の低圧配電事業の株式51%を4億9500万ドルで取得
ABB Ltd.(BX:ABJ)は、三菱電機株式会社(TSE:6503)がカーブアウト(事業分離)する低圧配電事業の株式51%を取得し、同社と合弁会社を設立することに合意しました。ABBはマジョリティ株式の取得対価として約4億9500万ドル(790億円)を支払うほか、日本国外における同部門の販売事業も完全に買収します。この取引には、ABBが中期的に完全子会社化するオプションが含まれており、規制当局の承認を条件として2027年後半に完了する見込みです。
この合意により、日本の電化分野におけるABBのプレゼンスは大幅に拡大し、アジア太平洋地域全体での事業基盤が強化されます。三菱電機の低圧配電事業の2025年度の売上高は約6億4000万ドル(1,020億円)で、EBITDAマージンは10%台前半でした。同事業の従業員数は約2,800人で、日本の福山市とベトナムのハノイに製造拠点を有しています。
投資家は、2027年後半に予定されている取引完了に先立ち、規制当局の承認状況を注視することになります。ABBは、この合弁事業が設立1年目以降に1株当たり利益(EPS)を押し上げると見込んでおり、5年以内に20%以上のEBITAマージン達成を目指しています。直近の取引において、ABB Ltd.の株価は1.93%安の74.59 CHF、三菱電機の株価は1.09%安の4,899 JPYで取引を終えました。
ポイント
- ABB Ltd.は、三菱電機の低圧配電事業の株式51%の取得に約4億9500万ドルを支払います。
- ABBはまた、同低圧事業の日本国外における販売事業を完全に取得します。
- 対象事業の2025年度の売上高は約6億4000万ドルで、EBITDAマージンは10%台前半でした。
- この取引により、統合事業の企業価値は約8億9000万ドルと評価され、2027年後半の完了を目指しています。
- ABBは合弁事業において、5年以内に20%以上の営業EBITAマージン達成を目指しています。
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記事の作り方免責事項よくある質問
ABBは三菱電機との合弁事業にいくら投資していますか?
ABBは、三菱電機の低圧配電事業の株式51%の過半数取得および日本国外の販売事業の完全所有権に対し、790億円(約4億9500万ドル)を支払います。
ABBと三菱電機の取引はいつ完了する予定ですか?
この取引は、規制当局の承認および通常の完了条件を前提として2027年後半に完了する予定で、ABBには中期的に完全子会社化するオプションがあります。
三菱電機の同部門の売上高と利益はどのくらいですか?
2025年度の同部門の売上高は約1,020億円(6億4000万ドル)で、EBITDAマージンは10%台前半でした。海外売上高は全体の約15%を占めています。
