ウェルズ・ファーゴの第3四半期純利益は59億5000万ドル、貸出の堅調な伸びとマージン圧迫が交錯

まちまち影響大

ウェルズ・ファーゴ&カンパニー(WFC)が発表した第3四半期決算は、売上高が218億7000万ドル、純利益が59億5000万ドル(1株当たり1.87ドル)となりました。総貸出高は前年同期比で11%増加し、預金残高も10.7%増加しました。しかし、市場の変動性と米国債利回りの上昇が取引活動の重荷となり、四半期終盤にかけて投資銀行業務および顧客向けトレーディング業務が減速しました。営業外費用(非金利費用)は、人員が8%削減されたこともあり、約1%減少しました。

預金獲得競争の激化と資金調達コストの上昇が引き続き純金利マージンを圧迫し、同マージンは約2.43%となりました。当四半期の純金利収入は125億2000万ドルでした。自動車、商業、産業部門における貸出増加に伴う潜在的な信用リスクに備えるため、貸倒引当金繰入額を前期の6億8100万ドルから10億3000万ドルへと増額しました。最高経営責任者(CEO)のチャーリー・シャーフ氏は、個人および法人顧客の財務状況は健全であり、信用力悪化の兆候は見られないと述べました。

今後の見通しとして、経営陣は第4四半期の純金利収入を約130億ドルと予想しています。資本還元策も積極的に継続されており、第3四半期には25億ドルの自社株買いを実施し、2860万株を消却しました。投資家は、借入コストの圧迫が続くなかで預金コストがどのように推移するか、また貸出需要が堅調さを維持できるかに注目しています。

ポイント

  • ウェルズ・ファーゴ&カンパニー(WFC)の第3四半期純利益は59億5000万ドル(1株当たり1.87ドル)、売上高は218億7000万ドルでした。
  • 貸出高は前年同期比11%増、預金残高は10.7%増となった一方、純金利マージンは約2.43%となりました。
  • 同社は貸出の拡大に対応するため、貸倒引当金を6億8100万ドルから10億3000万ドルに引き上げました。
  • ウェルズ・ファーゴは当四半期に25億ドル分の普通株式を買い戻し、2860万株を消却しました。
  • 経営陣は第4四半期の純金利収入を約130億ドルと予想しています。

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よくある質問

ウェルズ・ファーゴの第3四半期の業績と売上高は?

ウェルズ・ファーゴの第3四半期純利益は59億5000万ドル(1株当たり1.87ドル)、売上高は218億7000万ドルとなりました。

ウェルズ・ファーゴが貸倒引当金を増額した理由は?

商業、産業、自動車部門での貸出拡大に伴い、貸倒引当金を6億8100万ドルから10億3000万ドルに増額しました。

ウェルズ・ファーゴの第4四半期の純金利収入の見通しは?

ウェルズ・ファーゴは第4四半期の純金利収入を約130億ドルと予想しています。