NTTドコモとAbside Networks、AI成層圏ネットワーク基盤で提携

強気影響小

NTT (TSE:9432) 傘下の携帯通信大手である株式会社NTTドコモは、次世代通信インフラの開発に向けて米国の通信機器メーカーAbside Networks, Inc.と基本合意書(MOU)を締結した。本合意は、高度約20キロメートルの成層圏で無人飛行体を運用し、広範囲にモバイル通信エリアを提供する高高度プラットフォーム(HAPS)に焦点を当てている。

今回の提携は、NTTドコモの運用力とAbsideの成層圏無線機器および人工知能(AI)プラットフォームを組み合わせることで、拡大する通信需要に対応することを目的としている。Absideは、Googleの元成層圏通信プロジェクト「Project Loon」で培った技術的知見を提供する。両社は共同で、地上、成層圏、宇宙の各層にわたる周波数帯、信号ビーム、通信容量を管理可能なネットワークアーキテクチャの設計を計画している。

今後は、NTTの宇宙事業取り組みの一環として、将来の6Gインフラ向けAI主導型ネットワーク管理の統合について共同研究を進める予定だ。投資家は、これらの研究が商用化に向けてどのように進展するか、また過疎地や山間部、洋上エリアへの通信カバー率を経済的に拡大できるかに注目している。発表を受けて、NTT (TSE:9432) の株価は0.69%高の174.5 JPYに上昇した。

ポイント

  • NTTドコモとAbside Networksは、成層圏で運用する高高度プラットフォームを活用した通信インフラ開発に関するMOUを締結した。
  • 共同研究では、地上、成層圏、宇宙空間の各層にわたり、人工知能を適用してネットワーク容量、周波数、ビーム制御を管理する。
  • Abside Networksは、Project Loonへの参画を通じて培った成層圏通信機器の技術的知見を提供する。
  • 両社が将来の6Gネットワークに向けた統合インフラを模索するなか、本合意はNTTグループの宇宙事業取り組みを後押しする。

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よくある質問

NTTドコモとAbside Networksの合意内容は?

NTTドコモとAbside Networksは、将来の6G通信インフラに向けた高高度プラットフォームおよび人工知能制御の共同研究に関する基本合意書を締結しました。

高高度プラットフォーム(HAPS)とは何ですか?

HAPSは、高度約20キロメートルの成層圏で運用される無人無線通信プラットフォームであり、人口稀少地域、山間部、海域などに通信エリアを提供します。

Abside Networksは本提携にどのように貢献しますか?

Abside Networksは、Project Loonで培った成層圏通信の知見に加え、地上、成層圏、宇宙の各層にわたるネットワーク調整用に設計された無線機器とAIソフトウェアを提供します。