リーバイス、関税還付で利益は上振れも第3四半期決算はまちまちの結果に
アパレルメーカーのリーバイス・ストラウス(LEVI)が発表した第3四半期決算は、利益が予想を上回ったものの売上高は届かず、まちまちの結果となった。このデニムメーカーの1株当たり利益(EPS)は0.48ドルとなり、アナリスト予想の0.36ドルを大きく上回った。一方で、四半期売上高は前年同期比4%増の16億1000万ドルに達したものの、ウォール街の予想である16億2000万ドルには届かなかった。
利益の上振れは、米国政府からの関税還付が大きく寄与しており、これが1株当たり0.16ドルの押し上げ要因となったほか、四半期営業利益率を前年同期の10.8%から13.8%へと引き上げるのに貢献した。この財務的な下支えがあったものの、本業における消費者需要には減速の兆しが見られた。D2C(消費者直接取引)売上高の伸びはわずか2%にとどまり、既存店売上高は横ばい、さらに重要市場である米国内の売上高は需要の低迷により1%減少した。
先行きについて、同社は通期の1株当たり利益見通しを従来の1.46〜1.52ドルから、1.54〜1.56ドルの範囲に引き上げた。しかし、通期の売上高成長率見通しについては、従来の7%〜7.5%の範囲の下限となる7%へと引き下げた。一時的な関税還付の効果が薄れる中、同社が米国内の売上を安定させられるかどうかに、投資家の注目が集まりそうだ。
ポイント
- リーバイス・ストラウス(LEVI)の第3四半期の1株当たり利益は0.48ドルとなり、アナリスト予想の0.36ドルを上回った。
- 四半期売上高は前年同期比4%増の16億1000万ドルに達したが、ウォール街の予想である16億2000万ドルをわずかに下回った。
- 米国政府からの関税還付が1株当たり0.16ドルの利益押し上げ要因となり、営業利益率を13.8%に引き上げた。
- 米国市場での売上低迷と1%の減収を背景に、同社は通期の売上高成長率見通しを7%に引き下げた。
- 通期の利益見通しは、1株当たり1.54〜1.56ドルの範囲に上方修正された。
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記事の作り方免責事項よくある質問
リーバイスの第3四半期利益が予想を上回った理由は?
米国政府からの関税還付が利益を押し上げ、1株当たり0.16ドルのプラス要因となったためです。
リーバイスが売上高成長見通しを引き下げた理由は?
米国市場での売上低迷により、同市場における四半期売上高が1%減少したため、通期の売上高成長率見通しを7%に引き下げました。
