ジョンソン・エンド・ジョンソン株が下落、メドテック部門の伸び悩みと減益が響く
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の株価は、同社が発表した2026年第3四半期の売上高が予想をわずかに下回ったことを受けて、約5.8%下落しました。利益は予想を上回ったものの、総売上高は5.9%増の254億ドルとなった一方、調整後1株当たり利益(EPS)はファイアフライ・バイオ(Firefly Bio)の買収およびセイル・バイオメディシンズ(Sail Biomedicines)との研究パートナーシップに伴う費用が響き、7.5%減の2.59ドルとなりました。
この下落はメドテック(MedTech)部門の伸び悩みによるもので、同部門の売上高は2.5%増の86億4000万ドルにとどまりました。メドテック部門の業績は、インペラ(Impella)補助人工心臓に関する英国での治験を受けたアビオメッド(Abiomed)の売上高2.3%減や、中国における調達政策、中東での混乱が足かせとなりました。イノベーティブ・メディシン(医療用医薬品)部門では、がん治療薬であるダルザレックス(Darzalex)、アーリーダ(Erleada)、イムブルビカ(Imbruvica)の売上高が予想を下回ったほか、ステラーラ(Stelara)の独占販売権喪失が部門成長率を約690ベーシスポイント押し下げました。
今後の見通しとして、同社は通期予想を引き上げ、9か月間で748億ドルを達成したことを踏まえ、2026年の売上高で1000億ドルを突破するという目標を改めて表明しました。経営陣は、新製品の投入を背景に第4四半期にはメドテックおよび外科(Surgery)部門の業績が回復し、2027年の更なる増収と今世紀末までの二桁成長に向けた基盤が整うと見込んでいます。
ポイント
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の株価は、利益が予想を上回ったものの、2026年第3四半期の売上高が予想に届かず5.8%下落しました。
- メドテック部門の売上高は、アビオメッドの手術件数減少や海外市場での逆風により、2.5%増の86億4000万ドルにとどまりました。
- 調整後1株当たり利益は、ファイアフライ・バイオおよびセイル・バイオメディシンズの取引費用が利益率を圧迫したため、7.5%減の2.59ドルとなりました。
- 経営陣は通期見通しを引き上げ、2026年に1000億ドルを超える売上高を達成することへの自信を改めて示しました。
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記事の作り方免責事項よくある質問
2026年第3四半期決算発表後にジョンソン・エンド・ジョンソンの株価が下落した理由は何ですか?
J&Jの株価が5.8%下落したのは、メドテック部門の成長鈍化、主要ながん治療薬の売上不振、直近の買収費用による利益率の圧迫により、第3四半期の売上高が予想に達しなかったためです。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは第3四半期の利益予想を上回りましたか?
はい、J&Jは調整後1株当たり利益が7.5%減の2.59ドルとなったものの、調整後利益の予想を上回りました。総売上高は5.9%増の254億ドルとなり、予想をわずかに下回りました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの2026年の売上高見通しはどうなっていますか?
J&Jは通期の業績予想を引き上げ、最初の3四半期で既に748億ドルの売上高を達成していることから、2026年に1000億ドル以上の売上高を達成すると見込んでいます。
